2011年最後のアップロード……惜しまれつつも退役となった旅客機を3機。

2011年も残すところ、あと1日と少し……今年最後のアップロード、何とか無事に終わりました。

前回お知らせしたとおり、今回は、惜しまれつつも退役となった旅客機を3機、アップいたしました。

※3機とも、私の民間機動画撮影におけるベース空港、東京国際空港で撮った動画です。























まずは……昨年の夏に撮った、こちらの2機からご覧頂きましょう。





全日本空輸 ボーイング747-481D JA8963
http://www.youtube.com/watch?v=jAFMHSfrDIM


HD版（1080p対応）↓
http://www.youtube.com/watch?v=jAFMHSfrDIM&hd=1





日本航空 ボーイング747-446D JA8083
http://www.youtube.com/watch?v=3yDYPmXeQP0


HD版（1080p対応）↓
http://www.youtube.com/watch?v=3yDYPmXeQP0&hd=1



2機とも2010年8月7日撮影　＠城南島海浜公園。



はじめに、全日空のJA8963ですが…

この機体は1993年9月の導入から1995年5月までの間、クジラと海の生き物の仲間を機体一杯にユーモラスに描いた特別塗装機「マリンジャンボ」（デザイナーは当時小学6年生の大垣友紀惠氏）として活躍しておりましたが…

残念ながら、本機は今年8月に登録抹消、事実上の退役となってしまいました。



ちなみに、今年はもう1機、同社のダッシュ400Dが、惜しまれつつも退役となりました。

すでに私のチャンネルにアップしている、こちらの機体…。

※2011年2月13日に浮島町公園で撮ったカットを、本記事に埋め込みました。
http://www.youtube.com/watch?v=q03beezSDwA


HD版（1080p対応）↓
http://www.youtube.com/watch?v=q03beezSDwA&hd=1



そうです。かつて「ポケモンジェット99」として活躍した、JA8964です。惜しまれつつも、先月、退役となってしまいました。

2機の退役により、全日空に残っているダッシュ400Dは、JA8099・JA8956・JA8957・JA8959・JA8960・JA8961・JA8965・JA8966の8機となりました（今日現在）。

現存する同社のダッシュ400Dも、刻一刻と、退役が近づいている……というのは、皆さんもご存じのとおりかと思いますが、もうとにかく、早めに撮影・搭乗されることが大事です。

※ホント、完全退役が近づいてからでは、遅いですからね。





一方、日航のJA8083は、記念すべき同社のダッシュ400D初号機として1991年10月に導入されました（ちなみに、同社はダッシュ400Dのローンチカスタマーでした）。

また、2001年～2002年まで、JALドリームエクスプレス21の3号機「FAMILY」号として活躍しておりましたが…

本機は2010年10月をもって、惜しまれつつも、退役となりました。

その後、同社のダッシュ400Dは、今年2月20日をもって、完全退役となりました（国際線仕様のダッシュ400も、同3月1日をもって完全退役）。

本来ならば、2015年春まで運航される予定といわれていた同社のダッシュ400シリーズ……昨年の経営破綻により、退役の計画が一気に4年も前倒しとなり、一足先に、すべて姿を消してしまったわけです。

ボーイング747の導入数では世界一（1970年～2004年までの間に、通算112機導入）だった日航が、経営破綻により、747をすべて退役させるというのは、予想だにしなかったことですし、いまだに信じられない気持ちでならない、というのが本音ですが

私のブログで何度も書いていますように、まずは、兎にも角にも、経営を立て直すことが重要ですからね。当然ながら、安全を最優先に…。










日本航空 エアバスA300B4-622R JA8563
http://www.youtube.com/watch?v=KhhjlurStIU


HD版（1080p対応）↓
http://www.youtube.com/watch?v=KhhjlurStIU&hd=1

2011年5月31日撮影　＠第1駐車場4階、城南島海浜公園。



そして、今年最後の動画……日航のエアバスA300-600Rの運航最終日に撮った、JA8563です。

青森に向けて出発するシーン【JL1201便】と、青森から到着するシーン【JL1202便】の記録カットを1本にまとめて作成したものを、アップしました。

再生時間は7分と長めですが、もう二度と見られない同社のA300-600Rの最後の勇姿を、心行くまでお楽しみ頂ければ幸いです。



1991年（平成3年）に旧・日本エアシステム（のちに日本航空ジャパン→日本航空インターナショナル→日本航空）が導入して以来、日航のA300-600Rは、羽田と地方空港を結ぶ路線を中心に、20年にわたって活躍してまいりました。

3月1日に完全退役となったボーイング747とともに、機材整理のため、同3月26日をもって退役となる予定でしたが、同11日に発生した東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）による輸送力強化のため、退役が延期となっておりました。

その後、A300-600Rの正式な退役日が5月31日に決まり、退役までの間、羽田～青森線・羽田～秋田線などで活躍しておりました。

そして……この日の運航をもって、日航が保有していたA300-600Rは、完全退役となりました。ちなみに、ラストフライト【JL1207便・JL1208便】にアサインされたのは、JA016Dでした。

同機の完全退役により、日航グループが保有・運航してきたエアバス社の航空機は、すべて姿を消してしまいました…。










ということで今回は、今日までに、惜しまれつつも退役となった旅客機を3機、本ブログにて紹介いたしました。

いずれも、私の大好きな機体だったため、非常に寂しい気持ちでなりませんが……長い間にわたる活躍、本当にお疲れさまでした。





次回はいよいよ、泣いても笑っても、今年最後のブログ更新となります。

今年一年の動画撮影で、特に印象に残った出来事を、簡単に振り返っていきたいと思います。

タグ：東京国際空港 HDR-FX7 羽田空港 全日本空輸 ボーイング747-400D JA8963 日本航空 日本航空インターナショナル JA8083 エアバスA300-600R JA8563