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ありがとう、日航ジャンボ機。 ~JA8084最後の活躍を追った一週間を簡単に振り返る~

JA8084・動画からのキャプチャその1 2011年2月13日撮影分



JA8084・動画からのキャプチャその2 2011年2月19日撮影分



JA8084・動画からのキャプチャその3 2011年2月20日撮影分



JA8084・動画からのキャプチャその4 2011年2月20日撮影分



JA8084・動画からのキャプチャその5 2011年2月20日撮影分



JA8084・動画からのキャプチャその6 2011年2月20日撮影分



JA8084・動画からのキャプチャその7 2011年2月20日撮影分





3月1日をもってすべて退役となる、日航のジャンボジェット・ボーイング747-400型機・通称ダッシュ400。

そのうち、日本国内線専用機であった『-400型機』は、2月20日にラストフライトが行われました。

◎関連記事 ⇒ 羽田空港で日航ジャンボにお別れ(MSN産経ニュース)

国際線仕様の747-400型機も、3月1日の成田到着(ホノルル→成田)をもって、すべて退役となります。



日航ジャンボ機の全機退役、非常に残念でならない思いに加え、未だに信じられない思いでいっぱいですが

20年にわたって活躍してきた-400D型機をはじめ、通算41年にわたって活躍してきた、すべての日航ジャンボ機に、心より、感謝の意を表します。










ということで、今回は…

日航最後の-400D型機・JA8084号機の最後の活躍を追った一週間を、YouTubeにアップした動画とともに、簡単に振り返っていきたいと思います。





2月13日撮影分@浮島町公園。↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZnoGg_k5q6g


風が非常に強かったものの、朝から素晴らしい晴天に恵まれました。

13日に撮影したのは、新千歳からのJL510便の到着シーンです。

所定のスポットに入る様子も併せて、撮影しております。





2月19日撮影分@第1駐車場。退役ツアー1日目、羽田→新千歳。↓
http://www.youtube.com/watch?v=ifVQhHZMeY8


19・20日の2日間にかけて、-400D型機の退役ツアー『惜別ジャンボ 国内線専用機-400D 退役フライト 2日間』が行われました。

ツアー1日目の19日は、羽田→新千歳→那覇という航路でした。

早朝の羽田出発の様子ですが、撮影地点がまたスゴイ……なんと、第1駐車場からでした。

ちなみに、同駐車場から撮ったのは、昨年10月のエアバスA380デモ機以来でしたが……19日の早朝は、私ひとりだけでした。

あと、自宅での素材取り込み作業の際に気付いたのですが、ポートサイド(機体左舷)には、『41年分のありがとうをジャンボに乗せて』のステッカーが貼られておりました。



しかしながら、実は、この日の撮影は大失敗…。

カメラの設定ミスのため、エアボーン後のギアアップ(主脚・前脚の格納)のところで、ピンぼけが発生してしまいました。

日の出のカットが良かっただけに、我ながら、非常に残念な思いでいっぱいでした。

なので、最終日の翌20日、すべてを賭ける思いで、再び浮島へ行ってきました……というより、もともと20日に行くことは決まっていましたが。





2月20日撮影分@浮島町公園。退役ツアー2日目、那覇→羽田。これがまさに、最後の撮影でした。↓
http://www.youtube.com/watch?v=1fGYLAI8o1g


ツアー2日目(最終日)の航路は、那覇→羽田でした。

この日は朝からドン曇りで、非常に寒い一日でした。おまけに、北風も強かったし…。

そんな中でも、(当然ながら)負けてはいられません。もうとにかく、寒さと涙をぐっとこらえつつ、撮影に臨まなければならなかったわけですから。

その結果が、今回アップした動画にちゃんと現れています。是非、ご覧ください。



ま、結果的には被られましたけど、これはもう仕方ありません。他の同業のみなさんも、最後の着陸シーンを撮りたかったわけですからね。

あ、ちなみに、撮影時は……40~50名の同業のみなさんが、一斉にシャッターを切っておりました。

※スチル撮影のみなさんも、寒い中、大変お疲れさまでございました。





では、改めて、JA8084号機の主要データを。

型式=ボーイング747-446D
製造番号=25214/ライン番号=879
エンジン=ゼネラル・エレクトリック製 CF6-80C2B1F x4

受領年月日=1991年10月14日/日本での登録=翌15日

※受領年月日は、planespotters.net(英語のみ)に書かれているデータより記述しています。





こんな感じで、簡単に振り返りましたけれども

すべての日航ジャンボ機に加え、同機の運航に携わってきたすべての関係者のみなさん……長い間、本当にお疲れさまございでした。

そして、数々の思い出を、ありがとうございました。



その一方で、残念ながら、成田ベースの国際線用機材については、諸事情により、最後の雄姿を見届けることはできないのですが

国際線用機材についても、最後まで、無事に飛び続けることを、心よりお祈り申し上げます。



その上で…

これまでに私が撮影してきた国際線用機材のカットを集めた記録映像集を制作し(ただいま制作作業の真っ最中)、来月、段階的にアップしていこうかと考えております。

もちろん、国内線用機材や、昨年11月1日の成田到着をもって退役となった貨物型についても、記録映像集を制作する予定です。

あとは、3月26日限りですべて退役となる、エアバスA300-600R型機のほうも、制作しなければ…。





では最後に…

改めて、すべての日航ジャンボ機、ならびに、同機の運航に携わってきたすべての関係者のみなさんへの感謝の気持ちをこめつつ、この言葉で、〆させて頂きたいと思います。










「ありがとうジャンボ!」





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